火災保険金 支払い最短2日後に 東京海上日動

火災保険金 支払い最短2日後に 東京海上日動

東京海上日動火災保険は企業向けの火災保険で、被災した企業による申請から最短で2日後に保険金を支払えるようにする。ドローン(小型無人機)で撮影した画像などから人工知能(AI)が支払額を算出。被害額の一部を仮払いするシステムを構築した。迅速な保険金の支払いで企業の資金繰りを支える。
イスラエルのエアロボティクス社と提携した。まず水災補償などを含めた企業向け火災で導入し、個人向け火災保険への応用も検討する。6月から被災地での企業の要望があれば、最短で2日後に支払うようにする。
東京海上日動は被災後に社員を現地へ送り、要望があった企業の建物をドローンで撮影。映像をもとにAIで被害の概要をつかみ、仮払金を支払う。その後に提携先の工務店が正確な損害額を算定し、仮払金との差額を支払う。これまでは損害額を確定するまで保険金を支払えず、事前の仮払いを求めた場合で1週間以上かかったという。
災害時の企業は資金繰りに苦しむ事例が多く、素早い保険金の支払いが課題だった。2018年に日本をおそった台風21号の場合、人手不足が影響し、支払いまで約半年かかった事例もあった。

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