今日の東京円 108円台前半で底堅い 米利下げ観測が支え

今日の東京円 108円台前半で底堅い 米利下げ観測が支え

5日の東京外国為替市場で円相場は底堅く推移しそうだ。1ドル=108円台前半を中心とする狭い範囲での動きが予想される。4日の米株式相場が大幅に上昇し、リスク回避で膨らんでいた円の買い持ち高整理が進む半面、根強い米利下げ観測が下値を支えるだろう。

4日の米ダウ工業株30種平均は大幅に続伸。中国商務省が「(貿易摩擦は)対話によって解決すべきだ」との声明を出し、米中貿易協議の進展への期待が高まった。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が必要に応じて景気の刺激策をとる可能性に触れたことも株高につながり、米国債の利益確定売り(利回りは上昇)と円売り・ドル買いを促した。ニューヨーク外為市場で円の終値(17時時点の水準)は1ドル=108円10~20銭と同日の東京市場の17時時点に比べ6銭程度の円安水準となった。

一方でパウエル氏の発言については「将来の利下げの可能性を示唆したもの」との受け止めが多い。日米金利差がいずれ縮小するとの思惑はむしろ拡大した。株高連動で円売り・ドル買いが出ても規模は限られそうだ。

5日は国内では為替の取引材料になるような経済指標の発表は予定されていない。オーストラリアでは1~3月期の国内総生産(GDP)、米国では米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表がある。ベージュブックは18~19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の討議資料になる。利下げ観測を高めるような内容となれば、改めて円買いが増えそうだ。

ブログトップへ

お役に立てましたら、応援お願い致します!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。