ニューヨーク外国為替市場で円相場は反発

ニューヨーク外国為替市場で円相場は反発

4月30日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発した。前日比20銭円高・ドル安の1ドル=111円40~50銭で取引を終えた。米長期金利の低下で日米金利差の縮小を見込む円買い・ドル売りが優勢となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を5月1日に控え、様子見ムードが強かった。

欧州市場で円高が進んだ流れを引き継いで始まった。中国国家統計局が30日発表した4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が2カ月ぶりに悪化した。投資家心理が弱気に傾き、低金利で運用資金の調達通貨とされる円が買われた。

FOMCでは政策金利の据え置きが確実視されている。足元で米経済指標の改善が目立つが、米連邦準備理事会(FRB)は利上げに慎重な方針を強調するとの見方が多い。これを受け米長期債利回りが低下し、日米金利差の縮小を見込んだ円買いが入った。これまで円売り・ドル買いに傾けていた持ち高を中立方向に戻す目的で円を買う動きもあった。

半面、声明やパウエルFRB議長の会見を見極めたい市場参加者も多く、相場は動意に乏しかった。円の高値は111円25銭、安値は111円48銭で値幅は23銭と狭かった。

円は対ユーロで続落した。前日比10銭円安・ユーロ高の1ユーロ=125円00~10銭で取引を終えた。30日発表の2019年1~3月期のユーロ圏の域内総生産(GDP)速報値が前期比0.4%増と市場予想を上回り、ユーロ買いが優勢となった。

ユーロは対ドルで3日続伸。前日比0.0030ドル高い1ユーロ=1.1210~20ドルで終えた。市場予想を上回るユーロ圏のGDPを受けて欧州中央銀行(ECB)による追加緩和の観測がやや後退し、ユーロ買いが優勢となった。ユーロの高値は1.1229ドル、安値は1.1198ドルだった。

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