ニューヨーク債券相場 10年債利回り2.44%

ニューヨーク債券相場 10年債利回り2.44%

22日のニューヨーク債券相場は大幅に反発した。

長期金利の指標である表面利率2.625%の10年物国債利回りは前日比0.09%低い(価格は高い)2.44%で取引を終えた。

一時は2.41%とほぼ1年3カ月ぶりの低水準を付けた。

米欧で発表された製造業関連の経済指標が市場予想を下回り、景気懸念が改めて意識され安全資産とされる米国債に買いが膨らんだ。

IHSマークイットが22日発表した3月のドイツの購買担当者景気指数(PMI)の速報値で製造業指数が市場予想に反して前月から低下し、約6年半ぶりの水準に落ち込んだ。

ユーロ圏の製造業指数もほぼ6年ぶりの低水準だった。

ドイツの10年物国債利回りが2016年10月以来となるマイナスまで低下し、米国債にも買いが波及した。

3月の米PMIの速報値が発表されると米長期金利は低下幅を広げた。

製造業指数は52.5と1年9カ月ぶりの低水準だった。

米連邦準備理事会(FRB)は20日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で景気や政策金利見通しを引き下げた。

「市場は想定以上のハト派度合いに驚いており、指標悪化への感応度が高まっていた」という。

電子取引のトレードウェブによると、米10年物国債利回りが3カ月物の米財務省証券(TB)の利回りを約11年半ぶりに下回った。

「長短逆転(逆イールド)」は先行きの景気後退を示唆するとして警戒感が高まった。

景気の先行き不透明感が投資家心理を悪化させ、米株式相場が大幅に下落したのも米国債への買いを後押しした。

10年債の最高利回りは2.48%だった。

2年物国債利回りは前日比0.10%低い2.31%で終えた。一時は2.30%と約11カ月ぶりの水準まで低下した。

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