NY債券反落 10年債利回り2.68% 米経済指標改善で売り

NY債券反落 10年債利回り2.68% 米経済指標改善で売り

1日のニューヨーク債券市場で長期債相場は5営業日ぶりに反落した。長期金利の指標である表面利率3.125%の10年物国債利回りは前日比0.05%高い(価格は安い)2.68%で終えた。良好な米経済指標の発表が相次ぎ、米景気に強気の見方が広がった。相対的に安全な資産とされる米国債は売られやすかった。

朝方発表の1月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比30万4000人増と、市場予想(約17万人増)を大きく上回った。同月のサプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は市場予想に反して改善し、米消費者態度指数(確報値)は速報値から上方修正された。足元でくすぶっていた米景気の減速懸念が後退し、債券は売られた。

週初から相場上昇が続いたため、週末を前に持ち高調整の債券売りが出やすかったとの指摘もあった。

売り一巡後は底堅く推移した。1月30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて利上げ観測が後退しており、債券の需要は根強い。市場では「米景気は好調でも世界景気の減速リスクは続いており、当面は利上げしにくいだろう」(スタイフェル・ニコラス)との見方があった。

10年債利回りの最高は2.69%、最低は2.62%だった。

2年物国債相場は反落し、利回りは前日比0.04%高い2.50%で終えた。

米財務省証券(TB)3カ月物金利は2.33~2.35%だった。

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