今年の景気 株価見通し はや引き下げ 証券各社

今年の景気 株価見通し はや引き下げ 証券各社

2019年に入りわずか2週間程度で異例の経済・市場見通し変更を行う証券会社が相次いでいる。昨年末に急速に株安が進んだ上、年明け以降も米政府機関閉鎖や英国の欧州連合(EU)離脱方針の迷走などが加わり、世界経済への下押し圧力が増している。
例年11月下旬に出す翌年の見通しを、新年入り後ここまで早いタイミングで見直すのは珍しい。
JPモルガン証券は今年の世界の実質国内総生産(GDP)成長率見通しを引き下げた。米国の1~3月のGDP成長率が政府機関閉鎖の影響で2・25%から2%に切り下がるとみる。
欧州経済への見方も厳しくなっている。野村証券は19年のユーロ圏の成長率見通しを1・5%から1・1%に引き下げた。米中貿易戦争が対中輸出比率の高いドイツ経済の重荷になっている。
米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースも見直しが予想されることで、外国為替市場にも影響が及ぶ。各社とも予想為替レートを円高方向に修正。ゴールドマン・サックス証券は日本企業の1株当たり利益(EPS)の伸び率が縮小し、日経平均株価の目標も下振れするとしている。

証券各社の今年の見通し

対 象 変更前 変更後
JPモルガン証券
世界経済成長率(2019年) 3.0% 2.9%
米GDP成長率 2.4% 2.3%
ユーロ圏GDP成長率 1.8% 1.4%
シティグループ証券
米利上げタイミング 3月、6月 6月、9月
ゴールドマン・サックス証券
ドル円相場 1ドル=108円 1ドル=105円
予想EPS成長率(19年度) 4.9% 3.1%
日経平均株価(今後12カ月) 2万3000円 2万2000円

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