今日の株式 上値重い展開か 米株高・円高一服で買い先行も

今日の株式 上値重い展開か 米株高・円高一服で買い先行も

8日の日経平均株価は上値の重い展開になりそうだ。米中の貿易協議が進展するとの期待で前日の米株式相場が上昇し、好感した買いが先行するだろう。外国為替市場で円高・ドル安進行が一服し、輸出関連銘柄にも買い戻しが続きやすい。ただ米景気の減速懸念や米中交渉がいつまた停滞するかといった不透明感は残る。心理的節目の2万円を上回る水準では利益確定目的の売りが優勢になる可能性が高い。

7日の米ダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比98ドル高の2万3531ドルで終えた。米中両国政府による次官級の貿易協議が7日、北京市内で始まった。中国側の交渉を率いる劉鶴副首相が出席したと伝わったほか、米国のロス商務長官が通商合意に楽観的な姿勢を示し、交渉進展への期待が米国株買いを誘った。シカゴ市場の日経平均先物2019年3月物の同日の清算値は2万0170円と、大取清算値を100円上回った。朝方は米株高を受けた買いが先行するだろう。

同日の米市場ではアナリストが投資判断を引き上げたマイクロン・テクノロジーが大幅高となり、エヌビディアなど他の半導体株にも買いが波及した。フィラデルフィア半導体株指数は1.9%高で終えており、東エレクやスクリンなど日本の半導体関連株の支援材料になりそうだ。原油先物相場の上昇基調が続いているのを受け、商社など資源関連銘柄も買われる公算が大きい。

半面、上値を追う投資家は限られるだろう。米国では製造業の景況感が大幅低下するなど、米中貿易摩擦が実体経済に与える悪影響への懸念が根強い。米サプライマネジメント協会(ISM)が7日発表した18年12月の非製造業景況感指数は「新規受注」が上向きサービス業の底堅さが意識されたものの、市場予想には届かなかった。米景気が鈍化すれば日本の企業業績に逆風になるとの警戒感から、株高局面では戻り売りが増える可能性がある。

日産自の元会長、カルロス・ゴーン容疑者が8日午前、東京地裁に出廷する。内閣府は午後に12月の消費動向調査を公表する。

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