原油価格の高騰 インフレ懸念に向かい風
日本国内でも衣食住の価格上昇が止まりません。
以前からブログでも予測していたとおり、インフレの足音が聞こえてました。
そんな中、全ての価格上昇の大元となる「原油価格」の高騰が止まりません。
その理由について、今後について考えてみたいと思います。
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原油価格が高騰する背景
原油産出国が揃って大幅増産を見送ったことにより高騰が進んでいます。
原油はあらゆる業種へ影響を与えます。
例えば、物を輸送するためには「ガソリン」が必要となりますので輸送コストが上がり、その結果、物の価格が上がると言った調子です。
また、ウクライナへのロシア侵攻による世界的な不安も背景にあるようですね。
円安も競争力を失う要因
円安が進んでいることから、国内の製造物を世界で販売する際にはメリットがありますが、国外の製造物を購入する際には大きなデメリットになります。
原油は輸入に頼っていること、また必須エネルギーであることから値段が高騰しても仕入れなければならないと言った状態が続くと民間としては値段に転嫁するしかありません。
また、円安が続くと更にコスト高となることから当面物価高、すなわちインフレは続くものと思われます。
生活に必要なガソリン・灯油の値上げへの対応
政府は石油元売りに1ℓあたり3円40銭の補助金を投入して、販売価格の維持、値下げに取り組んでいますが、焼け石に水です。
単純に税金を下げるようにすれば良いのですが、一度取る制度を作った税金を下げるもしくは撤廃することは絶対にしません。
個人的には民主党時代に制定したトリガー条項の発動であっさり解決すると思うのですが。
税収を増やす改正はスピード感があり、税収を減らす改正については先送りする日本のおかしな政治スタイル、崩壊の日も近いのかも知れませんね。
灯油価格は私が学生の頃は800円前後でした(18ℓ)が既に倍以上の価格となっています。
エネルギーのインフレが進み、給与が上がらない、日本は今後どうなるのでしょうか。
やはり海外へ投資をするしかないと言うのが私の結論です。
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