人事異動の時期 全国転勤をしながら働くと言うこと
今年も人事異動の季節となりました。
最近は通年で人事異動を行う企業が増えていますが、依然として4月期の人事異動が規模的に最も大きいと思います。
私が働いている部署でも異動により去る人、退職される人、新たにやって来る人など人が入れ替わります。
テレワークの導入で職種によっては、転居を伴うことなく仕事の環境を変えることが出来るようになってきていると思いますが、感染が収まって来ると、テレワークは1つの形としては残るものの、会社へ出社し顔を合わせることを好む人が増えるような気がします。
私も全国転勤族ですので、今回は人事異動の心境について触れてみたいと思います。
こちらのnorikiartさんのYouTubeチャンネルを参考にさせていただいています。
実際に資産運用されている金額が出ているので勉強になりますよ。
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全国転勤の会社に入ると言うこと
遡ること20年以上になりますが、私も新入社員であった頃のことです。
入社して数ヶ月は本社や地方の研修所にて研修を受け、いよいよ人事異動の発令というタイミングの話です。
私は幸いに東京勤務となり生活環境は大きく変わらなかったのですが、同期で北海道の釧路へ異動となった人がいました。
当然、同期全員全国転勤を了承して入社をしているはずなのですが、心のどこかで自分は本社勤務だろう、と根拠の無い自信を持っていたのかも知れません。
本人は狼狽し、数日後に会社を退職をしていました。
その後、東京都内に配属される予定だった同期は急遽、釧路への異動が発令されることになりました。
人事はひとごと 自分だけが特別では無い現実
よく人事はひとごとと言いますが、まさにそうで、私もその後地方転勤となった時には、入社からしばらく時間が経っていたことから、ある種の覚悟はできていましたし、良くこれだけの期間東京近辺にいる事が出来たと感心していたものです。
まぁ、それもひとごと(たまたま)なのですが。
全国転勤、もしくは商社のように全世界転勤があるような企業に勤める際には、自分にも将来地元を離れると言う現実が本当に来ることを考えておかなければならないと思います。
私の同期も、既に半分以下になり早期退職制度の年齢になった同期から着実に退職していっているのが現状です。
一方で、この年齢になるとなかなか再就職先を探すのも大変なのも事実のようです。
特別な人になるには
一方で転居を伴わない仕事に就いて、一生涯地元で働き続ける方も多くいらっしゃいます。
地域型の職員であったり、士業などで地元のクライアントを対象に業務をしている人など意外と多いと思います。
通常のサラリーマンがそのように特別な人になる方法とは、特別な人になるための資格を取得すること、もしくは給与に捉われず働く覚悟だと思います。
前者は例えば、社会保険労務士などの士業の資格を取り、それも退職前に実績を一定積んでいくことです。
後者は、再就職活動が厳しいとは言え、大手企業である程度の仕事をされていた方であれば、給与水準を選ばなければ間違いなく地元の中小企業から重宝されます。
なぜ再就職が難しいかと言うと、給与水準や待遇が折り合わないことにあります。
そのために出来ることは、給与以外の収入源を確保しておく必要があります。
上記の記事をご覧いただき、参考になれば幸いです。
早期退職、アーリーリタイア、セミリタイアに興味のある方はこちらをお勧め。
FIREとは「FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的に独立して早期退職)」の頭文字を取ったものです。
こちらの本に詳しく載っています。
若い方にはとても参考になると思いますので、ご紹介させていただきます。