今日の東京円 反発 1ドル=113円台前半では上値重く

今日の東京円 反発 1ドル=113円台前半では上値重く

29日の東京外国為替市場で円相場は反発が見込まれる。米利上げの早期打ち止めが意識されるなか米金利の先高観が後退している。日米金利差の拡大観測がしぼみ、円買い・ドル売りが優勢となりそうだ。半面、米株の大幅高で投資家心理は強気に傾いており、低リスク通貨とされる円の買いが一方向に進むことも想定しにくい。1ドル=113円台前半では上値が重くなるだろう。

28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は1ドル=113円65~75銭と同日の東京市場の17時時点と比べて21銭の円高・ドル安水準で終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演し、現在の金利水準は歴史的に極めて低いものの「政策金利が中立金利をわずかに下回る」と発言した。利上げの打ち止めを示唆したと受けとめられたことからドル全面安の展開となった。

きょうの東京の取引時間帯でも、ニューヨーク市場の流れを引き継ぎ円買い・ドル売りが先行する公算が大きい。前週後半から円売り・ドル買いが続いてきているため、週後半に予定の米中首脳会談といった重要イベントを前に、持ち高を手じまう円買い・ドル売りが入りやすいとの指摘もあった。半面、米株高を受けた投資家心理の改善で日経平均株価が堅調に推移すれば円売り・ドル買いも出て、円の上値を重くするだろう。

海外ではFRBが11月7~8日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表する。メスター米クリーブランド連銀総裁のあいさつも予定されている。国内では日銀の政井貴子審議委員が福岡県金融経済懇談会であいさつする。

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