資産運用特集 株投資比率 米と差大きく

資産運用特集 株投資比率 米と差大きく

日本人の金融資産は1800兆円を超えた。日銀の資金循環統計によると、日本の金融資産の53%を現金と預金が占める。株式と投資信託をあわせても約15%。投信の保有比率はわずか4%にとどまる。一方、米国では株式が占める割合が36%で、投信(約12%)と合わせると金融資産の半分近くを株式への投資が占めている。
米国で株式や投資信託の保有が広がった背景には、確定拠出年金(401k)制度の存在がある。401kを通じて運用先として株式や投資信託が選ばれている。
「今週はかなり下がった」。米国では携帯端末に年金の運用状況を送るように設定する人が少なくない。年金の運用成績に影響を及ぼす株価の動きには特に敏感だ。
日本でも確定拠出年金制度を取り入れる企業はあるが、3月末時点で5830件で広がりは勢いを欠く。「低コストで海外株に投資できる投信がメニューにない」(都内の30代女性)ことを理由に制度があってもリスク資産にお金を投じず、「預金型保険にまわしている」(同)という個人が多い。
一方で、加入者が8月末時点で100万人を突破した個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)は投信などへの投資が35%を占める。
個別銘柄を調べて投資し、値動きを追い続ける余裕のない現役世代にとって投信は魅力のある金融商品だ。イデコなどを利用する人が増えれば、日本の投信保有率が高まりそうだ。

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