日産ゴーン会長逮捕で社長会見「断じて容認できず」

日産ゴーン会長逮捕で社長会見「断じて容認できず」

日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者が金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕された19日、同社の西川広人社長が横浜市の本社で緊急会見を行った。

【写真】日産会長ゴーン容疑者逮捕、金融商品取引法違反か

西川社長は「社内調査の結果、重大な3つの不正行為があった。会社として断じて容認できる行為ではない」と話した。

日産会長ゴーン容疑者逮捕を海外メディアも緊急速報

日産自動車会長のカルロス・ゴーン容疑者が金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕されたことを、同容疑者がトップを務める自動車大手ルノーの本社があるフランスなどの海外メディアが速報した。

フランスの通信社は、NHKを引用して至急電で報道、関心の高さを示した。ニュース専門テレビBFMは、ゴーン容疑者が会社の資金を私的に流用するといった不正を行ったことを認めたと伝えた。

ロイター通信は日産の経営を立て直したことから、「日本では珍しい外国人のトップであり、日産を経営危機から立て直したことでよく知られている」などと伝え、日本で「ビジネス・スーパースター」として扱われたと指摘した。

日産ゴーン会長逮捕に社員ら「正直に言って驚き」

「率直に言って驚いている」。19日夕、突然飛び込んできた日産自動車のカルロス・ゴーン会長(64)が東京地検特捜部に事情聴取されたというニュースに、社員らには動揺が広がり、経営への影響について不安の声も聞かれた。

横浜市にある本社。退社時間を迎えると、社員の多くがうつむいたまま、報道陣の前を足早に通り過ぎた。「インターネットのニュースで知った」とは50代の男性。通用口から出てきた女性も「何も知らないです」とだけ話したほか、記者の問い掛けに無言で手を振る姿も見られた。

ゴーン会長は、巨額の有利子負債を抱えていた日産を立て直した世界的な経営者。女性従業員は「社内はいつも通りで、変わった様子はなかった。会社がどうなってしまうのか不安だ」と言葉少なだった。

特捜部が事情を聴いているのは、有価証券報告書に自らの役員報酬を過少に記載した金融商品取引法違反の疑い。本社前を通り掛かった60代の女性は「多額のお金をもらっているはずなのに、そんなことをするなんて」と語った。

ゴーン会長の自宅があるとされる東京都港区の高層マンション前には、多数の記者やカメラマンが押し寄せ、物々しい雰囲気に。エレベーターなどで顔を合わせたこともある女性も「本当ですか。たくさんの報酬をもらっているので、過少申告しなくてもいいと思うけど」と話した。

日産のカルロス・ゴーン会長を逮捕 報酬過少申告の疑い

日産自動車(本社・横浜市)のカルロス・ゴーン会長(64)が自らの報酬を過少に申告した疑いがあるとして、東京地検特捜部は19日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑でゴーン氏を逮捕した。過少申告した金額は億単位にのぼるとみられる。

【写真】東京地検特捜部が捜索に入った日産本社=2018年11月19日午後4時59分

特捜部は同日夕、日産の本社など関係先の捜索を始めた。

ゴーン氏は、経営危機に陥った日産にルノーから派遣され、1999年に最高執行責任者(COO)、2000年に社長に就任。01年6月から社長兼CEOとなり、日産の再建を進めた。05年にはルノー社長にも就いた。16年には、燃費不正問題の発覚をきっかけとした三菱自動車との提携を主導し、16年12月に三菱自会長にも就任した。

羽田に降り立ったゴーン容疑者を… 捜査は一気に動いた

日産自動車(本社・横浜市)での自らの報酬を過少に申告した疑いがあるとして、東京地検特捜部は19日、同社会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕した。代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者(62)も同容疑で逮捕した。

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