新型コロナ 米景気への波及焦点 円高に振れやすく

新型コロナ 米景気への波及焦点 円高に振れやすく

今週の外国為替市場は新型コロナウイルスの感染拡大が米景気にどこまで波及するかが焦点となる。重要な経済指標の発表が相次ぎ、米景気の先行き懸念が強まる結果になれば、2月28日に1ドル=107円台に上昇した円相場はさらに円高・ドル安に振れやすくなる。市場のリスク回避姿勢が強まり、米大統領選の予備選の行方も円買い材料になる可能性がある。

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注目は2日の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数と4日の同非製造業指数だ。6日発表の米雇用統計などのハードデータにコロナウイルス感染拡大の影響が出るのはまだ先だが、ソフトデータである景況感の大幅な悪化は避けられないとの見方が多い。みずほ銀行の唐鎌大輔氏は「市場は『コロナ一色』で、当面はドルを売りに行く時間帯が続く」と話す。

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3日には米大統領選の民主党候補者選びの予備選が集中する「スーパーチューズデー」を控える。首位のバーニー・サンダース上院議員の優位が固まった場合の円相場には警戒が必要だ。投資家がリスクを積極的にとる環境なら、急進左派はトランプ米大統領の再選の可能性が高まるとしてドル買い要因になり得る。

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ただ足元のリスク回避相場では「サンダース氏が主張する国民皆保険の財源確保のための増税の可能性など悪い面を意識したドル売りが出やすくなる」との見方がある。米債券市場は米連邦準備理事会(FRB)に再利下げを催促するように史上最低水準を更新しており、これまで無視されてきた日米金利差の縮小に着目した円買いの再燃に構える必要がありそうだ。
国内勢の需給も円高・ドル安に傾きやすくなっている。米長期金利の急低下で、米国債投資に伴い円売り・ドル買いを進めてきた国内機関投資家は様子見に転じている。半面、3月に入って、米株保有に伴うドルでの配当金を円に転換するための円買い需要も増えてくる。しばらくは円高に振れやすい相場展開になりそうだ。

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