89歳バフェット氏 生かせぬ14兆円 難題は後継者へ

89歳バフェット氏 生かせぬ14兆円 難題は後継者へ

米投資会社バークシャー・ハザウェイを率いるウォーレン・バフェット氏(89)が毎年恒例の「株主への手紙」を公表した。過去最大規模まで積み上がった手元資金1280億ドル(約14兆円)の活用法について大型買収の機会は「めったにない」と述べ、当面は上場株投資に注力する考えを示した。「投資の神様」が直面する難題は、後継者に引き継がれることになりそうだ。

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「気まぐれな株式市場のほうが、私たちに大きなポジション(持ち高)を作る機会をもたらしてくれる」
「株主への手紙」は1年に1度公開され、世界中の市場関係者に愛読されてきた。バークシャーは鉄道、エネルギーなど大型M&A(合併・買収)で事業会社を傘下に収め、長期にわたる成長を遂げてきた。時価総額は約5600億ドルで、アップルなど巨大ハイテク企業「GAFA」に次ぐ規模だ。もっとも近年の株価上昇率は米国株全体に劣後する。「神通力」の衰えを指摘する声が出るゆえんだ。

問題は豊富な手元資金を生かし切れていないことだ。バークシャー自身の規模が大きすぎるために、利益を増やすには、大型の企業買収を志向するしかない。ところが未公開株ファンドの隆盛で買収価格は上昇しており、バフェット氏の哲学である「割安株投資」の要件を満たす案件はほとんどない。次善の策としてアップル株の購入に352億ドルを投じるなど、完全買収を目的としない上場株運用に資金を振り向けている。
「今の金利水準が今後何十年にわたり続き、法人税率も低いままであるならば、株式の運用成績は債券投資をはるかに上回るだろう」

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バフェット氏は条件付きながら、米国株に強気な見方を示した。アップルやコカ・コーラなど保有額上位10社は、バークシャーの連結決算に反映されないものの、持ち分ベースの合計で83億ドルの利益を稼いでいると主張し、上場株運用へのシフトを正当化した。市場はより積極的な自社株買いを期待するが、今回の手紙で新たな方針は示されなかった。
昨年に続き「米国に吹き続ける追い風」との表現で、米経済に楽観的な見方を示した。前回の手紙では「追い風」の例として、米国が数々の困難に直面しても超党派の取り組みで乗り越えた歴史を取り上げた。「暗にトランプ政権と米議会を批判したのでは」と話題になった。米大統領選を11月に控えた今年の手紙では政治的な話題が見当たらなかった。

「株主は心配する必要はない。我々がいなくなったときへの準備は100%できている」
バフェット氏は今年8月に90歳を迎える。盟友で副会長のチャーリー・マンガー氏も96歳だ。これまでバフェット氏のカリスマ性で事業会社群をまとめ上げてきた。金融危機時にゴールドマン・サックスなどから魅力的な投資案件を引き寄せられたのも、同氏への信頼感によるところが大きい。バフェット氏の存在感が大きいだけに、バークシャーの将来を不安視する声は多い。
バフェット氏はバークシャーの将来に楽観的な理由に強固な財務体質などを挙げた。筆頭株主のバフェット氏は自身の死後の保有株の扱いについて、複数の慈善団体に移し、12~15年間かけて市場で売却すると述べた。特定の第三者の手に渡り、企業文化が急速に変わることを防ぐ狙いがありそうだ。今回の手紙はバークシャー内部で「バフェット後」について真剣に議論がされていることをうかがわせた。

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「アジット・ジェインとグレッグ・アベルには次の株主総会でより多くの発言機会が与えられるだろう」
毎年5月のバークシャー年次株主総会は、バフェット氏とマンガー氏が株主からのあらゆる質問に答えてきた。一方、保険部門を統括するジェイン氏(68)と、エネルギー部門を率いるアベル氏(57)が表舞台に立つことは極めて少ない。投資家やアナリストの間では「主力事業の戦略がみえない」との不満が根強かった。バフェット氏の後継者候補と目される両氏に発言機会を与えることで株主を安心させる考えのようだ。
バフェット氏が急に経営方針を変えるとは考えにくく、14兆円もの手元資金は次世代の経営陣に引き継がれる可能性が高い。「投資の神様」ですら持て余す巨額資金を、後継者はどのように生かすのか。投資家は今後、ジェイン氏とアベル氏の発言から、「バフェット後」のヒントを探ることになる。

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