欧州市場の主要指標11時半 ポンドは小幅高 欧州株は上昇
29日午前のロンドン外国為替市場で、英ポンドは対ドルで小幅高で推移している。英国時間11時半の時点では、前日の16時時点に比べ0.0020ドルのポンド高・ドル安の1ポンド=1.3000~10ドル。
朝方発表になった1月の英ネーションワイド住宅価格指数が市場予想を上回り、ポンド買いがやや進んだ。値動き自体は、英イングランド銀行(中央銀行)の政策金利発表を30日に控え限定的だ。
ユーロは対ドルで横ばいとなっている。前日の16時時点と同水準の1ユーロ=1.1000~10ドル。
円は対ドルで小動き。10銭円高・ドル安の1ドル=109円ちょうど~10銭で推移している。
英国時間夕に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見の内容を見極めたいとして積極的な取引は手控えられている。
英株価指数のFTSE100種総合株価指数は11時半時点で、前日の終値に比べ0.14%高。新型肺炎の拡大懸念がくすぶるなか、低調な取引となっている。銅相場の回復を背景に主力の鉱業株は上昇しているが、石油株は下落している。スペイン大手銀のサンタンデールの大幅上昇が波及し、銀行株や保険株は上げている。
欧州各国の主要株式相場も総じて上昇している。スペインのIBEX35では決算を発表したサンタンデールが4%超、上げている。
ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル60.01ドル付近に上昇した。ロンドン地金市場協会(LBMA)の金価格は1トロイオンス1570.70ドル前後に上げた。ロンドン金属取引所(LME)で銅先物相場も上昇している。
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