年初に円急落リスクも「正月フラッシュ・クラッシュ」

年初に円急落リスクも「正月フラッシュ・クラッシュ」

相場のボラティリティー(変動率)が極めて低いまま、2019年が終わろうとしている。投資家の間では年始に円が急騰した「フラッシュ・クラッシュ」が記憶に新しいが、相場状況の改善などで「来年は大丈夫」との予想が多い。ただ、需給面やテクニカル上では波乱の芽も頭をもたげる。来年は落ち着いた正月を過ごせるか、楽観は禁物だ。

今年は日本時間の1月3日、中国の景気減速懸念がくすぶるなか早朝に米アップルが中国の販売不振を理由に業績見通しを引き下げたのをきっかけに円相場は4円超急伸し、1ドル=104円ちょうどを試した。日本勢不在の年始の薄商いという地合いで相場が大きく動くリスクは来年も同じだが、市場参加者は総じて楽観的だ。

楽観論の背景にあるのが市場環境の違いだ。振り返れば18年12月に中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)幹部がカナダで逮捕されるなど米中対立は予断を許さなかった。米連邦準備理事会(FRB)は利上げ局面のまっただ中で、株式相場は大幅に調整した。投資家のリスク許容度は低下しており、アップルが「ダメ押し」となった。

来年はどうか。米中は貿易交渉で「第1段階の合意」に達した。11月のグローバル製造業PMI(購買担当者景気指数)は4カ月連続で前の月から上昇し、7カ月ぶりに好不況の分かれ目の50を超えた。米株式相場は最高値を連日のように更新し、FRBは緩和的な金融環境の長期化を示唆するなど状況は対照的だ。

だが、相場変動率が低く急変動への警戒が薄いタイミングこそ「不意打ちを食らいやすい」と指摘するのは大和証券の石月幸雄氏だ。石月氏が警戒するのは今年と逆の「円安方向でのフラッシュ・クラッシュ」だ。円相場の下値が堅いとみてヘッジファンドが109円台半ば近辺で積み上げた円買いのオプション取引は、20日にも解消される見込みだという。

円の下支え要因が霧消した直後、米国で1月3日に12月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数の発表を迎える。米雇用や消費は堅調な一方、同指数は4カ月連続で50を下回っている。石月氏は「最後まで取り残されていた同指数が50を上回れば市場は完全なリスクオンになる」として、110円を下回る大幅な円安が進む可能性があると指摘している。

チャート上でも地合いの急速な変化の予兆となりそうなサインが点灯している。ドルの対円相場の月足チャートでは、一目均衡表の「雲」のねじれ(先行スパン1と2の交差)が来年1月にも発生する公算が大きい。雲のねじれは相場トレンドの転換点を示唆するとされ、小康状態の円の振れ幅を増幅する恐れがある。

年初の円の急騰を目の当たりにした市場参加者は無策ではない。みずほ銀行の小林健一郎氏によると、年始の円の急騰(ドルの急落)を見越してドルのプット(売る権利)を物色する動きがあるという。「実際に急変動するとみているわけではなく『宝くじ感覚』に近い」(小林氏)というが、円の急落となると備えを進めている参加者はさらに乏しい。2年連続の「不意打ち」に警戒は怠れない。

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